ニュージーランドでの生活

クライストチャーチ(南極に行く船が最後に給油する地、ニュージーランド)に永住。 日常を書く

ニュージーランドで事を起すのは難儀な事だ・・・。

今度 又 今私が経営しているホステルの設備充実で 大改造を実行している。
取りあえず コマーシャルビルディングなので そう簡単な建築法にはなっていない!

今 クライストチャーチは建築ブームに乗って 途方もない程の見積もりになる。 ビルダーだって アジア人で チッコイ それも 英語もロクに出来ないのであれば アホの奴を見る目で 私を見る。

ビルダーだけではない・・・ 建築デザインの奴等・消防法を踏まえた建築家の奴等・建物を物理的に分析して基盤とか骨組みを考えるエンジニア そして 殿様となっている 建築許可を出す市役所。

そいつ等の間を毎日 行ったり来たり。

書類は 紙(A4なのかA3なのか?!) デジタル(PDFならまだしも なにやら 訳のわからんソフトで やり取りする奴等!) ファックスしか受付けない 時代遅れの おじちゃん年代。

電話は 事務所でしか取らない奴(市役所はいくら 内線番号を発行しても 取りあえず 留守電なし! 百回なり続けても ただなり続けるシステム! 絶対切れる事もない・・・! 驚異的だ!) 携帯でしか 取らない奴! 何回鳴らしても 留守電しか回らない奴。 とま〜 千差万別・・・。

で ちゃんと商談がまとまっても それが 実行される事はまずない。 何回も 何回も確認の電話をしなければならない・・・。

取りあえず 事がスムーズに進む事はまずない!
落とし穴の連続である!

Few secondは数分 Few minuteは数時間 Few hoursは数日 Few daysは数週間 Few weeksは数ヶ月 Few monthsは数年。

大げさではない! 

これは 事実である!

私のやり方が悪いのか・・? というと そうではない! 取りあえず みんなそうなのだ! で 現地のニュージーランド人だって それは 暗黙の了解の元に動いているのだ!

だから それを 踏まえて動かないと トンでもない痛い目に遭う!

私は それで 何回喧嘩しただろうか・・・! 結果 喧嘩しても 喧嘩するエネルギーと時間が無駄だと言う事に気がついた。

映画で ”anger management"と言うのが 数年前にあった。 確か ジャック・ニコルソンが出ていたと思う。

あれを見て 頭に来てすぐ喧嘩したくなる主人公が物凄くカワイソウになった・・・。 だって まさに その主人公は ”私だ!” と思ったのだ! でだ! その内 あ〜やって 喧嘩ばかりしていたら その内 刑務所に入れられるかも・・? と 心配になるくらい 私は 喧嘩した。

もう 弁護士との話合いは常! いかに訴えて ギャフンと相手に言わせて ウサをはらさないと もう生きていけない! 常に思っていた。

小さな裁判はもう 日常茶飯事に申告して実行した。 常に勝つのだが・・・ 相手が 出頭してこない為 自動的に勝つのだ・・・。 って事は やっぱ スッキリしない・・・。

大きなお金を訴えても 私の言い分が通って勝ったはいいが 最後は相手が逃げておしまい・・・。 破産宣告をされても それでおしまい・・・。

もう ウサ晴らしの段階ではなく もっと ウサが溜まる・・・。

それにこの国は 業者と言う者は かなり 信用がならない・・・。
取りあえず約束通りにしてくれる人はまずいない・・・。

だから 結果自分でやった方が 早い! 且つ 正確! 且つ コストダウン! とま〜 物凄い利点が沢山ある!

しかし! 自分でやるにしても 自分の体は1つ・・・。 で 結果 ホステルのスタッフを全員訓練する!

☆2段ベッド・天上まである棚作製
↓はもう 木工所と化している我が家の倉庫 




電気ノコはもちろん 電気カンナ 電気ドリル とま〜 もしかして 家一軒建てられるかも? って思うくらい 何である!

☆ペンキ塗りなんて もうお茶の子サイサイ オイルベースだろうが ウオーターベースだろうが ちゃんと全てを心得ている。 ペンキ塗りに関わる ギャップを埋める作業。 そして サンディングマシンなんか 2種類のマシンがある! ヴァーニッシュ(ニス塗り)なんて 職人的仕上げだって出来るのだ! 
他 フェンスや ガーデンファニチャーのオイル塗りなど・・・ もう何でもこなすぜい!

☆粗大ゴミ・ガーデンクラップとか もう 大きなゴミはとんでもなく沢山でる! その度に トレーラーを借りていては ラチがあかない・・・。
って事で UTEを購入。 で これが もうフル回転!!
私が 18年前にニュージーランドに来た時は 小さくて赤いスポーツカー MGにのりまわすぞ! と鼻息も荒く 決心していたのに・・。 そんな チャンスは 全くなく・・・。

実用最優先のUTE・・・。 これで 私の引退後も行く予定・・・。 かっこいい 生活ライフは 私の人生にはないのだ・・・ と言う悟りを最近開いてしまった・・・。

↓私の生涯の愛車




私の右腕のドカタ焼けに老人班が増えて来て 乾燥した肌がドンドン しわしわになって行く・・・。
  1. 2007/03/30(金) 09:53:48|
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大吉物語

大吉の ホリー(その時3歳の我が家の犬)との初対面

手のひらに載るくらいの小さな 仔猫の 大吉を我が家に連れてきた時 体重何十キロもある 大型犬の我が家の犬が 珍しそうに 見入った。 そして 彼の鼻を近づけて 仔猫をクンクン嗅いでいたら いきなり “ネコパ〜ンチ!!”
初対面で 我が家の犬 ホリーは 面食らってしまった・・・。 でも ワンワン 物凄い声で 仔猫の大吉に吠えまくっているが・・・ 大吉は ドウドウ として 「何 オマエ っるせぇ〜んだよ!」 と言う目で ホリーを睨んでた・・。
そしたら ホリーは 「ごめんなさい・・・」 ってな調子で トボトボと 離れて行った。 これが 我が家の犬と猫の初対面である。

↓大吉がチッコイ!!



↓は 老犬ホリーが死ぬチョット前 (ホリー16歳にて没 その頃大吉は12歳)




大吉のベッド

大吉を我が家に連れてきた初日に ちゃ〜んと 小さなカゴを買って来て フワフワの新しい クッションを敷いてあげて そして 我が家のデカ犬のベッドのすぐ横に置いてあげた。
これで 大吉ちゃんも さみしくないし・・・ 二人で 仲良く並んで オネンネね! と 私はニンマリ・・・。
しかしだ! 大吉を その真新しい カゴに入れたトタン そこから 飛び出し すぐ横にある ドデカイ 彼にとっては 運動場程のサイズの ホリーのベッドによじ登ろうとしている・・・。
私が それは 違うでしょう?! ここは ホリーのベッドで 大吉ちゃんのは ここ! と言って 大吉のベッドに戻してあげても 又 すぐ飛び出し ホリーのベッドによじ登る。 仕方がないので 放っておいた。 あんな かなり犬臭い シープスキンに 埋もれて あんたよく 眠れんね〜・・・?! って 言っても知らん顔。
その内 ホリーが そのベッドにトコトコとやって来て 「う! 誰だ! こいつは・・・? あ! あのチビ猫だ! だけど これ オレのベッドだけど…」 といいながら 見つめている。 で 又 耳をツンザクような声で “ワン ワン” と吠える。 知らない人が聞いたら 噛み付きそうな獰猛な犬の吠え様だ!(現に何人もこの吠え様にビビッテいる。) 
しかし 吠えられてる 大吉は 又もや 「っるせ〜な〜」 と睨み返すだけである。
すると ホリーは 「あ・・・ ま・・・ いっか・・・」 ってな調子で 自分のベッドの横に ドタッ っと デカイ音を立てて 座り込む そして 床の上で眠りこける。 ホリーは 最初から 大吉には頭が上がらないらしい・・・。

それ以来 大吉は ホリーの臭い匂いが 好きなのか?! オマエは〜?! と何度も思うくらい ホリーの臭いベッドに寝ることが何回もあった。

↓ ”オマエ アホちゃう?! そんなデカイずうたいで そんなチッコイベッドに入る訳ね〜だろ〜?!” (ホリーのいい訳: ”だってオマエが オレのベッドに寝るからジャン!!”)



↓大吉は ホントに ホリーの臭いベッドがお気に入り!


 
↓ホリーのベッドで寝ている大吉。 この写真も ホリーが死ぬチョット前




大吉の甘え

大吉は したたかであり 強かった! 仔猫の頃から 立派に自立していた。 甘えると言う事を知らない猫だった・・・。 でも 今考えるに それは 犬のホリーがいたから 甘える事ができなかったのだと 思うばかりだ。
大吉が泣くと言う事は 殆どなかった。 彼は 声を全く立てない・・・もしかして 声が出ない猫なのでは・・? と時々思ったくらいだ。 
そして 毎日 彼の姿を見るのは 餌を食べに来る時ぐらいで 殆ど 彼の姿を見ていない・・・。 

彼の姿を頻繁に見るようになったのは そして 彼の声を聞くようになったのは ホリーが死んでからになる。 今になって思えば ホリーがいたことで 大吉が 私に甘えると言う事が 全く出来なくて 完全外猫 自立猫 ペットとは程遠い 半野生猫として成長していったのだと思う。

ホリーが死んで 突然 家の中で過ごす時間が増えた。 老描になって来ていたせいもあろう・・・。
甘えて 声を発し それに こちらが返事をすると 又 大吉が 返事をすると言った事がドンドン増えた。 私にとっては それは驚異的であった! そして 人の膝にのる事も 頻繁になり・・・ 夜私のベッドに載って 朝迄動かない事もシバシバ・・・。 
ホリーが死んでから 大吉の甘えは 一生分の甘えを取り戻そうと思っているのかな〜・・ と言う程の甘え太大吉に変身した。

↓ホリーが死んで 一人っ子になった 大吉は両親の愛を独り占めにしたのだ!



↓老年の大吉は 夫 Rogerの胸の上に毎晩上がる。 Rogerは 数秒でいびきが始まる。 大吉もいびきを聞くと安心して ノウノウと伸びきって 眠りに入る。 これが 毎晩の日課であった。



↓この写真は 私がデジカメを上に掲げて撮った物。 まだ 私の肩に乗せた大吉の前足の重さが 私の肩に残っている・・・。




大吉の “爪”

犬のホリーに全愛情を 取られた大吉は 立派な“外猫”に成長して行った。 完全独立独歩と言う態勢でもあった。 犬のホリーである お兄ちゃんが溺愛されているから 弟である 大吉はそうならざるおえなかったと言うしかないだろう。 

猫と言う物は どんな所でも 行けるのだ〜! と私はその頃に学んだ! と言うのも 犬と言う物は 塀さえガッチリとあれば 絶対何処にもいけないのだ・・・。 1メートル半ぐらいの塀は 若い犬なら そして身軽な犬なら 平気で飛び越すかも・・? でも 2メートルもあれば よほど訓練された犬でない限り飛び越せない。

そんな中 猫と言う物は そんな 制限は全くないのだ! 爪さえあれば どんな塀でも 大体 まるで 忍者のように 走りのぼり 越えてしまう。 だから 彼らの爪と言うのは 忍者の大きな武器でもあるのだ!

ある日 獣医から戻って来た 大吉が 爪をきれいに切られていた。 獣医は “爪をきれいに切ってあげたよ!” と サービスでやってあげたくらいな言い方をしたけど・・・ 多分自分が診察するのに 都合がいいからって言う いい訳かも・・? 
それに 殆どの猫の飼い主は 爪きりを望むと言う現状もある。 

しかし! そんな 現状なんぞ 私は知った事ではない! もう チャラチャラした ペット面の猫とは大違いの大吉にとって 爪は 自分の命を守る 絶対的大きな武器になるのだ!! 

私は 獣医に電話で噛み付いた! そして 2度と 2度と 大吉にそんな事するんじゃ〜ない!!! うちのかわいい猫を殺す気か?! あんたが持っている 大吉のカルテに ちゃ〜んと 書いとけ! 

で 絶対にこんな事が 起きないように 他の全部の獣医に知らしめるのだ〜!! と言い放った。 獣医は恐縮して謝った・・・。 

大吉にとっては 爪は命である! 逃げ足がどんなに速いか?! 追っかけるのがどんなに早いか!? どんな所もよじ登り 下りる事ができるか? シャープな爪はザックリと 相手を切り 倒す事も可能だ! 外猫の大吉にとって 爪は彼自身の命を守る一番の武器である! 

でも  “獣医の癖になんで そう言う 基本的な事が 理解できんのだ?! と私は憤慨しまくったのだ!


大吉の38度線

私はよく引越しをするが… 引越しをする度に 我が家と隣が隣接している塀は かなり長い! って事は 隣接している家が沢山あると 言う事だ!

と言う事は ここニュージーランドで 猫を飼っていない家を探すのを苦労するぐらい 猫ってのは どの家にもいるのだ! 

って事は 大吉は引越しをする度に 新しい猫との戦いで 38度線を守る仕事があるのだ! 敵の数は 大概6・7匹である。 こっちですら どの猫がどの家の猫で どんな猫かを覚えるのに苦労するくらいだ・・。

私たち(私と夫)は その毎日繰り広げられる彼の仕事を “大吉のパトロール” と呼んだ。

ある日 大吉は 塀のテッペンで 出くわした隣の猫と 睨み合ってた! 夫が 人差し指で 私を呼んだ・・・。 ホントに 大吉とよその猫がガッチリと睨み合ってる! 夫は “みてろ! 大吉が絶対勝つから・・!” とニコニコして言う。 大吉にとっては 一番若い青年と言う年頃だった。

彼が一番強かった頃だったと思う・・・。

我が家の2階は 大きな窓が 3面に張り巡らしてあるので もう 180度以上に見晴らしがいい。 大吉のにらみ合いは 手に取るように見える。

その時の睨み合いは 2時間ぐらいかかった・・・。 かなりの長期戦の事もあれば 数分で終わる時もある。 大体 マケ猫の方が 目をそらして 少し後ずさりをして 塀から下りる そして 相手の通る道を譲ってあげるのだ。

相手がシッポを撒いて 退いた つまり 大吉の勝利を 見た 夫は 手を叩いて喜んだ! 大吉は 強いのである。 


大吉のうさぎ


その家に引っ越してから 沢山の戦いを繰り広げ 彼は シッカリ38度線を守っていると思いきや ある日 彼は ゆうに38度線を越して 敵の陣地にいるではないか?! そんな事が沢山あった・・・。 

でも それも夫は 気をよくしていたようだ・・・。 私は 何もそんな事までしなくても・・・。 と思ったが 大吉は平気な顔をしていた。

隣の裏庭が 目の前に見える。 そこは 小さな子供の溜まり場になっていて 小さなウサギ小屋があった。 ある日 大吉が そのウサギ小屋の上に座っているではないか・・・。 その光景を私自身 何回も見ている。

ちゃんと金網がはっているから 大吉は 覗いて 見ているだけのようでもある。

しかしだ! ある日 その家の主人が うさぎ全部が何者かに殺された・・・。 と言ってた・・・。 

それを聞いた夫は その時は カワイソウにね〜・・ と言っておきながら・・・ 我が家についたトタン! “それは 大吉がやったんだ!”  “いっつも ガキが煩くて たまらんかったから 大吉がオレの為に 仕返しをしてくれたんだ!” と又 大喜びである。 

私は はー・・・ そんな事で 喜んでいいのか〜・・? と かなり複雑であった・・・。

↓大吉は外猫 外が大好きだった!




大吉の餌箱

犬のホリーは食いしん坊で 何でもかんでも 食う! 大吉の餌なんぞ もう 一口で ぺロッと食ってしまう。 大吉の餌を ホリーに食われないようにと 私はいつも 本当に苦労した。 

いつも 大吉の餌は ホリーの手の届かない高い所に置く事にしてあったが・・・。

私は ある日 “グッドアイディア!!” を思いついたのだ! それは テレビの大きな木の箱に ベニアをはって 塞いでしまうのだ! そして そこに 大吉が入れるくらいの穴をあける!

でだ! その箱の中に 大吉の 水と餌を入れる! う〜ん! 私の頭ってなんで すばらしいのでしょう! と 自分で感心して 早速実行! うわっはっは! 見事に私の作戦成功! ホリーは 鼻をヒクヒクさせて 美味しそうな 大吉の餌の匂いを嗅ぐのみ! 

ドウドウと 穴に入って 餌が食べれるのは 大吉のみ! って事で 私は すっかり 大吉の餌箱を自慢の種にしていた。

しかし ある日! なんと その大吉の出入りする 穴から ウジ虫が 1ッぴき ポロリ・・・と落ちた・・・。 な! なんだ〜! なんでだ〜・・・?! 覗くけど・・・ あまり 中が見えない!

なんか・・・ 悪い予感・・・。 で 大吉の餌箱を塞いでしまった ベニアを剥がして中を見る事にした・・。

ぎょ!! ぎょ!! ぎょえ〜!!! なんと! ウジ虫が うじゃ うじゃ いるではないか?! この ウジ虫は いつから 住み着いたのか? 大吉は このウジ虫と ずっ〜と 付き合いながら この箱の中に入って食べていたのか・・?

もう 大吉に土下座しても 絶対許して貰えない・・・。 と 泣きたい気分になってしまった!

それ以来 やはり 大吉の餌は 高い所に置くと言うのが 定着したのであった!


大吉雲隠れ

ある日 大吉がいない! と気がついた。 そう言えば 餌が全然減ってないし・・・ 一緒に住んでいる人達全員に聞いても 誰も大吉を昨日から見てないと言う!

あれから もしかして 24時間以上もたっているかも・・? と 思ったら ドンドン不安になってしまった。 もしかして 迷子に? もしかして 道路に出て 車に引かれてしまったのかも?  

もう 半泣きになって そこ等じゅうを探しても 全然見つからないし どこに行ったかも 考えられない・・・。 

そこで 騒いでも 解決にならない! チョット 気を落ち着けて 座って考えてみよう! と 気を落ち着けた!

で 思い出したのが 敷地の隅にある 古いガレージ。 以前私が車をいれてから ドアを閉める時に いっつも 好奇心一杯の大吉が ガレージに忍び込んでくるのだ! 

真っ暗なガレージの中から 大吉を探し出して 引きずりだしてから ドアを閉めるのが 大変な事がよくあった。 

でだ! 息子が最近 バイクを そのガレージに入れる事がある!

で 私は そのガレージにすっ飛んで行くと なかから “にゃ〜お! にゃ〜お!” と泣き叫んでいる大吉の声が聞こえるではないか?! 早速 ドアを開けると 手足から 顔から ガソリンで真っ黒になった 大吉が現れたのだ!

もう・・・!! 息子を怒鳴り散らしてやる〜! といいつつ 大吉を救出したのだ!

いつも 大吉は 4本の足に まるで 白いソックスを履いたようにしていて その白さが 真っ白に常に保たれているのに その時ばかりは ドブねずみのようになっていた・・・。


大吉の野生

以前住んでいた 家の前は 道路一本隔てて 大きな公園になっていた。 その公園は もう 公園と言う名を飛び越えた トンでもない 広大な敷地である。

ゴルフ場もあれば ラグビー場もある・・ 色んなスポーツができる箇所だけが芝生になっていて 他の地帯は全部 100年以上は経っていると思われている 木々で覆われているので まるで 深い森と言っても過言でないくらいである。 

その公園は 犬のホリーの毎日の散歩場所。 その日は 散歩の時間がチョット遅く 暗くなりかけて来ていた・・・。 散歩が終わる頃は 日もトップリと暮れて 視界も悪くなり 家路を急いでいた。

すると 黒い物が 私とホリーの前を 物凄いスピードで横切ったのだ! な!なんだ! あれは 得たいの知れない 動物か?! それにしても 凄いスピードだ!

すると 又 横切った! いつもは 怪しい動物とか 知らない人間が近くに来たら 犬のホリーは物凄く吠えたてる。 しかし 吠えもしないし・・・ なんか 楽しそうにシッポを振っているだけ・・・。

もう何回も 何回も 黒い物が その辺を走り回るので 目を凝らしてみると なんと その黒い物は 大吉ではないか?! それにしても あの 家の前の道路を 大吉は 渡って来る事があるのか?! と 信じられない思いだったが・・・ それよりも 何よりも まるで 忍者のように 姿を人に見せないような 凄いスピードで走れる 大吉が又 驚異的であった。

その時まで そんな 大吉の姿など 一度も見た事がなかったのだ・・・。

↓はもう 大吉が老描になってから・・。 外の様子がいつも気になって仕方のない大吉




大吉のテニスポール

大吉とホリーは 兄弟で生きて来たんだな〜・・・ そして ホリーはお兄ちゃんとして ちゃんと大吉を守ってきたんだな〜と思う時が来た。 それは お兄ちゃんのホリーが死んでから気がついた。

ホリーは 庭によそ者が来ると どこでどう言う風に察するのか 私には検討もつかないが とりあえず ホリーは我が家の敷地に侵入するよそ者をいち早く察知する能力を持っていたのだ。 

そして それを察知するやいなや 物凄い勢いで 家を飛び出し 現場に行き 気が触れたように 吠えまくる。 

そのよそ者は ハリネズミの場合も結構あったが 殆どは やはり よその猫の侵入だ。 若い時は ブイブイ言わせていた 大吉も よる年波には負けて あまり戦いをしなくなった・・・。

そんな時に ホリーが死んだ。

トタン 大吉は 若い不良猫のアタックに悩む事になる。 アタックされて 爪で引っかかれたら そこから 必ずばい菌がはびこり 大吉は大変な事になる。

その度に 獣医に行き 抗生物質を貰って来る。 それだけではなく ばい菌で大きく腫れた場所を 手術すると言う事もあった。 大体が頭に傷を負ったので 膿を出す為に 1週間ぐらいは ゴム管を頭の傷に通した状態で 置いた事もある。

そんなこんなで 私と夫は よその猫の侵入を防ぐべく 侵入経路を徹底的に塞いだ! 

大きな木が敷地の隅にあって そこが大きな侵入経路だったので 私は チェーンソーを持ち出し 大きな木に登り 木のテッペンから 少しづつ切り 切った木を 落とした。 

イッキで切れるくらい チェーンそーはデカクないし・・・ イッキで切ったら その木が トンでもない方向に倒れそうなので やはり 上から 少しづつ切った。

体中に沢山の擦り傷を作ったが 私一人で その木は切り倒した! 侵入経路と思われる塀の上は 大量の金網で 塞いだ! コンクリートの塀も 猫は身軽に走りあがるのも見たので そこも塞いだ。





しかし! それでも 侵入者が 時々入ってくるのだ!

もうどうやったら そいつ等全部をシャットアウトできるか?! と頭を抱え込んだ時に “ホリー作戦”を思いついた。 ホリーは いつもいつも 物凄いスピードで 吠えまくって 追いかけていたのだ・・・。 って事は 私も夫も それをやればいいいのだ!!

でも ホリーのスピードは トンでもない速い物で 他の猫をビビラセルに充分なスピードであるが 歳を取って 中年太りになって来た 私等夫婦の走るスピードは 到底ホリーのスピードではないのだ・・・。

そこで 私達は 1ダースのテニスポールを購入! これを “おんどりゃ〜!!!” と言うオタケビを 絶叫しつつ テニスボールを投げつけるのだ! もちろん トンでもなく敏捷である猫達に そのテニスボールが 当たる事は 万が一もないのだ・・・。

しかし! ホリー作戦は大成功! 殆どの猫が もう 大吉のテリトリーに侵入しなくなったのだ・・・。

↓大吉のお気に入りの場所(テラスにある椅子の上)




大吉の秘密

大吉は 外猫だけあって 秘密の場所を沢山持っていた。 あれだけ 塀を完璧に塞ぎ・・・ あれだけ猫の侵入経路を完全シャットアウトしても 1000?ある我が家の敷地外に 秘密の場所を作っていたのは間違いないと思う。

だって 彼は ブッシュの中で 乾いた所に身を隠している事がよくあったが・・・ その秘密が 秘密でなくなったら すぐ又 他の隠れ家を見つける・・・ と 言う風に アジトを 常に変えていた。

暖かい日で お天気のいい日は必ず その隠れ家に身を隠すのだ・・・。 私は あえて 彼のプライバシーを侵害するつもりは 毛頭なかったが・・・ ヒョンな時に 大吉の秘密の隠れ家を見つけて め〜っけ! と言うと 大吉は 憤慨して “ふん! いいよ! オレまた 他の場所探すから・・” といいつつ ホントに その場所には 絶対もう戻らないのだ・・・。

そんな 秘密の場所を 私は何個見つけた事だろう・・・。 

↓の写真は いつも 私が働いていると どう言う訳だか 私のデスクのど真ん中に陣取り そして 腰を据えて座り込む。

それも 私がやってる仕事の紙のど真ん中にどっかり座る。
私は そこで何も出来なくなる・・・ でも 一緒に 大吉と一息いれて 気分転換ができる。 大吉が ”あんまり 働くな! チョットは休め!”って言ってるようでもある。

キーボードを叩いていると そのど真ん中にドッカリと座る。 キーの1つが押され続けて 同じ文字が ツッツツッツ・・・・・・ と横に流れる・・・ 大吉は それでも 眠たそうに ドッカリと座ったまま・・・。

又もや 私に ”仕事を休め!” って言ってるのかな…? もしかして ”ボクと一緒に遊んで?!”って言ってたのかも・・? 



↓私の手にかぶりついて 私の手と戦っている大吉!


  1. 2007/03/13(火) 15:23:25|
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安楽死




安楽死に関しての賛否両論は永遠に続く課題であるようだ・・・。 もちろん 私には人間の安楽死に関しての意見を言えるまでの自信はない・・・。 私が思うのは ペットの安楽死である。

今日 14歳半だった うちの老描 “大吉”が死んだ・…。 

彼は 私がニュージーランドに来て3年目に 生後6週間だった時から 私の傍にずっといてくれた。 ホントに チッコイ 手のひらに乗っかるのではないかと言う程の ヨワッチー子猫だった・・。

つい 3週間前に うちの老描 “大吉” をこのブログに書いた。 その時は こんな事は 全く持って予期していなかった・・・。 ただ 単に いつも 眠りこけている 大吉は “歳をとったな~・・。” と言う感しかなかった・・・。 

突然5日ぐらい前に ひどい嘔吐をした。 今まで見た事もない 音を立てて 苦しそうに嘔吐した。 それから 一切物を口にしなくなった・・・。 獣医の見解はやはり 腫瘍。 体重の数ヶ月前から激減していた・・・。 

血液検査・レントゲン・超音波等等で 腫瘍の固まりを見つけ 大きな注射針でその腫瘍の固まりから細胞を取って検査して… 結果も腫瘍らしいけど それが悪性か・・・ 良性か・・・ どこまで進行しているのか・・・ とりあえず ちゃんとしか情報は 開いて見ないと何もわからない・・・。

開いて見る イコール 殆どのケースで かなり腫瘍が転移している可能性が高いと言う。 そう言う場合は 麻酔から 醒まさずに安楽死させるとの事。 もちろん 大きな腫瘍の固まりが きれいに取れてそれが 目で見て どこにも転移していないようなら 摘出して 手術を終える。

でも 最初から 獣医の言い方は 殆どのケースが悪性で かなり進行しているから 手術をして目を醒まさない方向も ちゃんと覚悟しておいて下さい! といわれた。 

結果 開いて 大腸・小腸・肝臓・すい臓と 広範囲に転移していて 手のほどこしようもない…状態で そのまま 大吉は眠ったまま 天国に行く事になった。 

いつも “凛”として まっすぐと私の目を見つめて オシャベリをする大吉、 眠っている時でも 私の足音を聞きつけて 耳をピクッと動かす大吉だった。

でも 今日の大吉は 我が家の庭にあったありったけの花に埋め尽くされて もう僕は疲れたよう・・・ と言う感じだった・・。

ここ 5日間 私は殆ど食べられず 大吉が眠っている時に 私もウツラ ウツラして それ以外は 涙が後から 後から出て来るのを拭うしか 脳はなかった・・・。

たった 5日間だったけど 長い 長い戦いだったような気がする。 涙もすっかり枯れ果てた・・・ 疲労困憊 頭もモウロウとしていても 又 突然 涙があぶれてきて・・・ が いまだ続いている。

ネットで ペットの安楽死と言うのを見てみると 殆どの方(日本人)が “ペットだって最後まで戦って 最後の火が消えるまで行きたいと思ってる” と言う考え方だ。

日本では 安楽死は 飼い主が楽になる為、 獣医の治療放棄と言う考え方があるようだ・・・。 家族同然に生きて来たペットを やはり安楽死とはいえ 殺すのは いけないのでは・・・ と言う考え方だ・・・。

しかし 私が日本に行った時 思ったのは なんと! 捨て猫の多い事か・・・! それも 捨て猫達は どれも 物凄くやせ細り 汚らしい浮浪猫と化している。 見つかれば 保健所で殺されるから 逃げるのもすばしっこい!

香港とシンガポールで見た 沢山の野良猫とまったく同様に 日本の野良猫も存在する。 こんな経済大国である 日本が どうして 欧米の SPCAのような所をつくれないのだろうか・・?
http://www.wellingtonspca.org.nz/about/about_history.shtml

日本の野良猫達は 食べる物もロクになく 餌探しと逃げ惑うのが生活である。 虚勢もしないので ドンドン又野良猫が増える。 

そんな中 ペットが 家族の一員だから… と言う理由だけで闇雲に治療するのは いいのだろうか・・? 

本能的に死に向かっている猫は 自らの死を認め そして 受け止め 隠れ家に1人で行き 誰の目にも触れないで死んで行くと言う本能すらあるのだから・・・。 生半可に獣医の治療を受け 生殺しの状態で 苦しむのを最後まで まっとうさせようというのは 私にとっては やはり 飼い主のエゴとしか 考えられない。

ペットが発病から 回復の見込みもない相当額の治療費を使い続けるよりも・・・、 そして ペットを 苦しんで死なすよりも・・・ 死ぬまでの膨大な費用を SPCAのような組織に寄付する事の方が もっと 動物をペットとして 飼っている人間の義務のような気もする。







  1. 2007/03/12(月) 21:22:46|
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