ニュージーランドでの生活

クライストチャーチ(南極に行く船が最後に給油する地、ニュージーランド)に永住。 日常を書く

泣き寝入りはしないで!

最近私は 自分のホステルの最前線に立っている。 つまり レセプション。 ここでは 沢山の事が起きる。

某航空会社○○スターで荷物を無くして 届かない・・・ 何回電話しても 「見つかったら電話する」 それしか言わない。

そう言う若者が二人も居て(別の便)レセプションで彼等は何回も何回も電話をしてる。 が 返事は 「見つかったらこちらから電話する」 それだけだ。

若い彼等は 電話が来るのを 今か 今かと待ち続ける。 電話の前から離れる時は レセプションに 「電話がかかってきたらすぐ出てね! で私を 僕を呼んでね! すぐそこにいるから・・」 と・・ 必死だ。

だが 私が見てて そう簡単に物ではないのがよくわかる。 私の頭の中では・・・ かわいそうだけど 絶対電話はかかってこない・・・。だ・・・。

だけど その二人のやり取りを 毎日 朝から始まって 夜遅くまでやっているを見てると ダンダン心が痛んでくる・・・。

荷物を待つだけで クライストチャーチに足止めになる。 彼なんか テントと寝袋がないから 出発も出来ない。 Kiwi Houseで寝袋とか貸してあげるよ。 返さなくてもいいから 持ってけ・・ って言っても 自分の寝袋がいい・・・ と言う・・ それもそうだな〜〜 私だって 寝袋は自分のがいい・・。

4日目ぐらいになって来たら 彼は遂に 頭にきて 英語は第二外国語なのに 必死に つたない英語で叫んでる。 もう 俺は我慢できないって具合に叫んでる。 が しかし・・ 相手は 「見つけたら こっちから電話する としか 言わないらしい・・・。」

で 彼は遂に もう 諦めた・・・荷物がどこにあるかも 知らないらしい・・・ 完全に無くなってるようだから 出てくる訳もない。 もう旅に出る。 なんでもいいから もう旅に出る・・・ と泣きそうになって 電話を置いた。 

何日も その一部始終を見ていた私は 奮起一転 「も〜〜 あたしゃ〜 みてらんね〜〜!!」 とばかりに ○○スターの電話番号を総点検 ネットだの 電話掛けまくりだの・・ どの国だろうが お構いなしにかけまくり。

で ゲットしたのが クライストチャーチの○○スターのボスの携帯番号。

時間は午後6時 彼女(女ボス)はどこかのレストランとか カフェで優雅にやっているのだろうか・・・ グラスの鳴る音が聞える バックグラウンドも そのザワメキだ。

で 私が 荷物が無くなって 何日も足止めされてる人がいるんですけどね〜〜 と言うと この電話には かけずに ちゃんと 荷物紛失電話番号があるでしょう?! とのたまう。

私は 「誰も 何もしてくれないから あんたに電話してるんでしょう?!」 と言うと ガン! として 係りに電話してくれと言う。

あんたね〜〜 係り 係りって言うけど 係りの人は クライストチャーチにいなくて インドにいるのよ〜〜! そのインド人に アタシ訊いたの 「あんたさ〜 見つけたら電話するっていうけどさ〜 どこを どう探してるの?」 って・・・

そしたらさ〜 「インドから クライストチャーチの係りに電話するだけだ・・・  って言うだわさ〜〜」 

で そのインドにいるインド人に アタシ「どこに どうやって電話してるの?」 って言ったら クライストチャーチの○○番号に電話して 荷物は見つかったか? って 訊くだけって言ってるだわさ〜〜」 

「で その クライストチャーチの空港の電話はさ〜〜 留守電しか回らないよ!」 って そのインド人に 私言ったの そしたらさ〜 彼 「ボクだって 何回も かけてるけど 通じないし 留守電だけだから 困ってるって言ってたよ〜」

と ここまで 話しているのに その○○スターのボスは それでも 頑固に 「私の仕事ではありません!!」 と言い切る。

そこで 私は完全に切れた!

「うんにゃ!! これはあんたの仕事! インド人がインドに居てどうやって 荷物をみつけんの?! 留守電だけまわしてて 客の荷物を無くして 返さないって言うのは 泥棒と同じ! それにあんたはボスなんから 全責任は あんたの仕事でしょう!」

「今 あんた その辺でウロウロしてないで 空港行って探しなさい!!」 って 言うと 彼女は今は コンピューターもないし 私は 仕事はもう終わってるから 明日いちばんでどうにかする!」 とま〜 高飛車。

「うんにゃ!! 今! どうにかしろ!! 私の客は何時間も 何時間も 何日も 何日も 荷物の事で 苦労してるんだ! お前が のうのうとしてる場合じゃ〜 ないべ〜〜。」

と言うと やっと しぶしぶ・・・「客の名字は?」と訊く。 で 
私は 高飛車ボスに もう一つ 物探しのヒントをあげた。 「アタシの感では 絶対 クライストチャーチ空港の MAF 

http://www.maf.govt.nz/

辺りに 転がってるね! 物が物だから(テントと寝袋)、でだ ちなみにこの荷物は バックパックから空港のスタッフで別にされて 透き通ったプラスティックの袋に入ってる。 で その別にされた プラスティックの袋の荷物バーコードナンバーは ○○○・・・ なんだ! そこまで言えば 探せるべ〜〜!」と言うと 一応全部 メモったらしい・・・。

で 次の日の朝一番に Kiwi Houseにその”物”は空港から届いた!

荷物の持ち主は ハトが豆鉄砲を食らったように ビックリ! なんで?! どこから?! 

で その日に 他の荷物を ○○スターから戻して貰ってない人の件も あのインド人から 突然電話が ジャン ジャン入るようになった。

高飛車女ボス やっと 仕事をまともにやりだした・・・やりゃ〜 できるんじゃん! レストランでのうのうとしてるだけが ボスの仕事じゃね〜〜べ?
  1. 2011/03/29(火) 07:14:57|
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Stay Strong

今日 クライストチャーチの大きな公園で 政府主催の追悼式典が 催されている。

なんとなく テレビをつけっぱなしにしていた。
が 地震後 みんなが 水の確保 液状化現象で噴出した砂を運んだり 食料を調達したり みんなで頑張っている姿が テレビの画像に流れたのを みたトタン 涙がボロボロと後から 後から流れて仕方がなかった・・。

水を一日の内に何回も 何回も運び 炊き出しをして・・ ヘナヘナになりながら 過ごした時を思い出した。

日本は クライストチャーチの何倍もの災害だし もっと もっと沢山の方々が亡くなり そして 安否もまだわかって居ない方の数も膨大だ。

でも 私も毎日 まだまだ 地震の事で 喧嘩したり 走り回ったりする。
昨日は 崩壊しそうな 私の建物を 市役所が突然やって来て調査し その後強制的に取り壊しになるのでは・・・! と 言う恐怖に陥った。

まだまだ 建築エンジニアや 保険会社との調査も何も終わってない。 その結果で私もこれからの身の振り方も決まってくる。

突然やって来た 市役所の乱入調査に 混乱した私は 同時に 弁護士に相談電話をした。 即強制取り壊しになっても仕方がない・・ 方法はないと弁護士に言われた・・・ そうなんだ・・ そうだな〜 って思った。

どんなに怒った所で 誰が悪い訳ではない・・・ 地震が起きたから 仕方がないと言う理由だけで 生涯築きあげて来た物が 一瞬の内に崩される。 そして 人生もが一瞬の内に狂ってしまって それは もう 誰のせいにも 出来ない。

ぶつけようのない怒りを どこにどういう風に持って行けばいいのか わからない。
どんなにがんばろうと ダメな物はダメなのだ・・・。

日本の事を思えば・・・命があるだけでもありがたいと感謝しなければならないのは 十分にわかっている。

心身共にボロボロになって行く毎日だ・・・ が・・・

今日の式典で 最後に 

”STAY STRONG” と 言う言葉を聞いて なぜか 涙が流れて仕方がなかった。 理屈ぬきで 気を強く持つ 持たねば それしか方法はないんだ と シッカリと思いつつ 涙が流れた。

昨日言われた言葉に 
"Noriko、 everybody is in the same boat" と 言われた時にも なんか ハッとした。 自分だけが 辛い思いをしていると 思いがちだが・・・ そうではない クライストチャーチも 日本は もっと もっと 沢山の方々が 同じ思いなのだ。

そして 日本に向かっても言いたい 
"STAY STORONG" 頑張って下さいと 言うより・・寒い中 雪がちらつく中 一寸先も真っ暗の状態で・・・ 頑張れって 言われても 頑張りようがない・・・ でも 気持ちだけは 強く持ってください。

いつか きっと 良くなる時は来ると信じて 今を過ごしましょうと言いたい。

そして あなた一人ではないし・・・ 
その追悼式典で歌われた歌は ”一人で歩いてはいない”だった。 
  1. 2011/03/18(金) 14:05:17|
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日本と 日本以外の国のニュースの違い


日本のNHKの地震ニュース番組を ずっと ネットで見ている。 あわせて 他の国のニュースも バンバン 日本のニュースをやっている。

今 つまり 日本のニュースと それ以外の国のニュースので大きな誤差が生じている。

地震から 津波のニュースまでは ほとんど同じだったが・・・ 原発の事に関しては かなりの違いがある。

日本のニュースでは 色々細かな数字を出して来て 原発の状況を説明している。 そして 半径20kmまでは非難して 半径20kmから 30kmの方々は外出をひかえるって事になっている。

しかし 日本以外のニュースでは 炉心のメルトダウンの可能性を重視している。 そして 大惨事になりかねないので みんな安全確保の為に 東京からドンドン人が脱出している画像が沢山出て来ている。

東京駅から出る ”のぞみ”に ドンドン人がこぞって乗り込んでいる。 東京も全然安全ではない。

ほとんどの外国取材班も 東京からすでに撤退した。
私が見た取材班は すでに 香港から報道していた。 原発現場に残って働いている人達は自殺行為をしている・・・とか・・・。 

日本に住んでいた外国人は ドンドン海外に脱出している。

日本に住む ニュージーランド人は 妻と子供を抱えて 仕事も棄て 着の身着のままの状態で南に移動していると言う。

バスも電車もないこの状態でどうやって移動するのか? と言うインタビューアーのへ返答は 「歩いてでも いいから 出来るだけ遠くに逃げます」と答えていた。

戦争中 日本は勝つ 負けるはずはない と言う風にみんな思ってた。 勝つまではどんな事があっても頑張ると言うのが みんなの動きだった。 でも それも 一瞬の内に打ち砕かれて 実情が発覚した。

今度も 日本は勝つと言うのを信じたいのは山々だろうけど・・・ 取り合えず 実情は誰もわからないけど・・・それでも もうちょっと現実はどうなんだろうか・・? と言う疑問を持ってもいいのかも・・?

ニュージーランドの朝の番組で 
・なぜに日本人のみんな こんな時緊急時に 頑張って会社に行くのだろうか・・?
・今は いざとなった時に備える方がいいのではないのか・・?
・日本の政府は もうちょっとその辺を指導した方がいいのでは・・?

然り・・ だけど そう現実的な事を言ったら最後 日本じゅうが大パニックになるのは間違いないだろう・・・。

だから 国民が安心するような言い方だけのニュースになっているのだろうか・・?
  1. 2011/03/17(木) 18:12:13|
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