ニュージーランドでの生活

クライストチャーチ(南極に行く船が最後に給油する地、ニュージーランド)に永住。 日常を書く

ある Host Father

もう 20年以上も前の事である・・・。

私はまだ30代後半
そして ある Host Fatherを問い詰めた。
彼は 多分50歳近い歳だったと思う・・。

クライストチャーチに留学している中学生の法的保護者を私はしていた。
そして その中学生の女の子が HostFatherが怖いといいだした。

なぜに? と訊くと HostFatherが自分の膝に座れと強制するという。 イヤだと言うと力ずくで押さえつけて 座らせると言う。

そのHostFatherは 教会でのボランティア活動を精力的にしている その地区では大きな地区貢献者として有名な人でもあった。

毎年数十名のニュージーランド人中学生が日本への短期留学もしている機関にも随時して その引率総責任者でもある。

彼のプライベートも 一緒にボランティア活動を精力的にやっている妻。 立派に育てあげた息子や娘もいる。

HostFatherとしても何人も留学生を何年も続けて ベテランでもある。

そんな人が・・・そんな事をするはずがない・・!

それに その日本人留学生の女の子は まるで父親に飢えてるように 彼の腕に常にしがみついていた。

いつ なんどきでも 私が彼女を見るときは 必ず そのHostFatherとべったりだった。

彼もそれを暖かく包んでいる様子だった。

だから どうみても 彼女の精神異常で そんな作り話が出てきたとしか思えなかった・・。

が その中学生の女の子は ”彼が怖い”を連発した。
私としては 放って置けず とりあえず 教会の関係者に ”これこれしがじか” と説明するが・・

誰が聞いても ”ばかばかしい! これ以上彼を侮辱する事を言うと訴えますよ!” とまで言われてしまった・・。

留学機関にも 話をしに行ったが 同じ結果だった。

でも その女の子は ガン! として 事実として私に訴える。

最後の手段として 私は本人と話をする事にした。 たとえそれが事実としても 本人が そのまま認めるはずがないし・・もしかしたら 女の子が誤解している・・と言うだろう。

つまり HostFatherが好きなあまり 他の人が彼に馴れ馴れしく寄ってきたら その人達に敵対意識を持って そういう妄想を抱くのでは・・? と言うのが 私の見解でもあった。

で 私は 話の内容が内容だから CoffeeShopでもまずいし・・ とりあえず 周りに人が居ない場所でなければ 彼も心は開かないだろう(もし 女の子の話が事実であったなら・・) と言う事で ひろ〜〜い 周辺が何キロもある公園の中を選んだ。

それまでは 公園を彼と私は二人で散歩と言う図だったが・・ 私も意を決して まわりっくどく言うのは 辞めにし・・ 単刀直入に一気に ことの成り行きをまくし立てた。

そこで 彼は 突然血相を変えたと思ったら 私の足元に泣き崩れて しまったのだ・・。 そして私に罪を許してくれと 泣き続けるのだ・・。

あの瞬間は私の人生にけっして忘れる事のない物になってしまった・・。

その後裁判沙汰になったりして大変な思いを私もしたが・・ 
人間不信になる経験は ほんとうに もう 絶対にしたくないものだ・・・とつくづく思う・・。
 
  1. 2012/11/27(火) 10:50:09|
  2. 未分類|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

白百合の花粉

ある生け花教室では 百合の花粉は取って生けるのだそうな・・。



想像してみてください。
この花粉の塊をそっくりとってしまったら お花自体が 完全なのっぺらぼうの顔になりません・・?

百合の花粉は畳におちたら 色が着いて落ちないからと言う理由らしい・・。

花粉と言えば 種の反映をする一番大切な器官でもある・・。
人間にとっては その すでに切り取られた一本の百合の花の種の反映なんて関係ないかもしれないが・・。

なるべく自然の形にある事でこそ そこに美しさとか 生命力とかを人間が感じて 心を和ませられるはずなのに・・。
  1. 2012/11/27(火) 10:13:15|
  2. 未分類|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

切花

花は 切り取った時点で なんか 痛ましい・・。
どんなにきれいに 花瓶に生けたとしても もう 切った時点で 確実に生気を 失う運命にあるし・・・。

叔母がまだ 一人暮らしをかろうじてやっていた頃に私は彼女を訪ねた。
彼女の家は 老人臭が漂い・・ 風呂にもろくに入れてない状態。

下着のまま うろつく叔母
が 私が風呂を沸かし 掃除をし 洗濯なぞをしていると 彼女は 私にピッタリとついて周った。

多分 自分ができない事の鬱積が 流れ出した気持ちだったのだろう。

特におびただしい程の植物 かろうじて最後の力を振り絞って咲いている花等に ホースで水をあげている私を眺めながら とても幸せそうな顔をしていた 彼女が忘れられない・・。

そして 彼女はポツンと言った。
「あなたのお母さんは 切花が好きだけど・・ 私は根がついているのが好き」

私は ハッとした。
私も 無意識の内だけど・・ 花は常に”根”があってこそ 美しいと思っていたようだ。
いつも "根"付きの花しか 周りにはない・・。
それも 多年生の花が好きなのだ。 つまり 年月が経つにしたがって 栄えて行く植物が好きだ。

植える時は 小さな赤ちゃんで弱弱しく いつどうなるかと言う心配もしながら・・・ だかそれらは 確実に 年々大きくなり 数年後は もう 植えた頃の心配はスッカリ忘れている。
そして ドンドンでかくなってゆくのを 見守るのは 別の生き物の生涯をみている心地だ。

犬猫の寿命は限りがある・・ もちろん! 人間の寿命も限りがある。 そんな事を考えていると 植物って偉大かも・・!

もちろん 数年で生きるのを辞めてしまう植物があるが・・ 多年生である限り 10年でも 20年でも 私が 生きている限り 命を続けて そして 大きくなって行く。

花壇をつくり そこにきれいに人工的に植える一年生植物は そのシーズンが終わると死ぬ・・・ それは とても悲しいし むなしい。


Small Kiwi Houseは まだ 空き地のままで 建っていない。 その代わり植物は以前にもまして 猛威をふるっているが如く やんや やんやと花盛りだ・・。

向こうに見える大きな木は 私がこの敷地を買った時からあるが・・つまり 20年前からこの大きさである。

この敷地に最初に家が建ったのが 50年ぐらい前だから そのぐらい前に植えられているのだろうか・・?

すでにその木の根っこが土ごと コンクリートでできている門柱と塀が持ち上げられている。



Kiwi Houseの駐車場。 10年ぐらい前 真新しい塀と真新しい駐車場。 そこにはただのコンクリートだけの冷たい場所だった。

ひとつづつ 私が植えた植物は今は もうジャングルのようにはびこってきている。 春になると みんな 必ず華やかな花を咲かしてくれる。

人生何があろうと 植物は絶対忘れずに 私の心を和ませてくれるのだ。



ひとつ ひとつの植物が花を咲かしてくれた時・・
”あ〜 あの時 これを植えた時は 雨が降ってたな〜〜” とか
”これは 前の家から移植したんだった・・ あの時は 根付くかな〜・・って心配したけど 立派に成長して・・” とか・・
私の人生を走馬灯のように よみがえらせてくれる。





でかい派手な落書きをされた塀も この根強い花が覆い ”落書きなんて何のその”と勝ち誇っているようにも見える。


小さなバラの花を咲かしつつ 塀を覆う植物を店で買った時の事を思い出した・・・。
白い小さなバラだけの方が さわやかで 清くて きれいかも・・? と思って 白いバラを手に取った・・ が! 
いやいや それはやっぱ ちょっと寂しいかな・・? 
で その横にあった 真っ赤なバラが とてもあでやかだった・・。
”えい! この際だから 真っ赤とピンク! 景気づけにいいべ〜!” といいつつ 買ってきた 小さな赤とピンクの苗が 今は こんな状態。

小さい白い花は あれからずっと後に ”ポテト・バイン”と言う ジャガイモの花そっくりの花を咲かすツルではびこるお花です。


これは 自宅の塀にはびこらせている ポテト・バインと ハニー・サックル。 ハニー・サックルは とても芳しい臭いを 辺りに撒き散らす。 以前住んでいた家にあった。 それも いつからあったのか 数十年もかけて 塀を多い尽くしていた 黄色いハニー・サックルだった。
引越しの時 その植物とお別れするのが ちょっと辛かった。
新しい家にも絶対植えようと おもいつつ・・ やっとその念願が叶った。
と言う事で このハニー・サックルはまだ 2年ぐらいしか経っていない。
なのに このどうどうとした 咲きっぷり! 




自宅の花は 種が散って増えているのもけっこうある。
それも又 楽しい。
いつの間に! こんなところにお前が! と 毎年春になると 思いがけないプレゼントのように 咲いてくれる。
自宅の庭は 友達から貰った鉢植えが 何年も経ったら大きな植物として同道と 庭にはびこっていたりする。


ぶどうのツルも あちこちに絡んで 秋には甘い実がいつの間にかなっていたり・・。
右の小さな実はリンゴの赤ちゃん。 実が大きくなったら 又 沢山のアップルパイを作らねば・・☆
  1. 2012/11/27(火) 09:13:23|
  2. 未分類|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0