ニュージーランドでの生活

クライストチャーチ(南極に行く船が最後に給油する地、ニュージーランド)に永住。 日常を書く

首相官邸 ベトナム

いつも 街中にうろついているポリス・・が 私と夫が地図に頭を寄せて ゴチャゴチャしてたら寄って来た。

お〜! おっかない顔して見張っているだけのポリスではないんだ・・。 にこやかに“お手伝いしましょうか?” と言ってくれる。

観光ついでに 観光経路にある “昔の首相官邸はどこですか?” と訊くと ここを真っ直ぐ行って それから こっちの方に行くよ・・ と言うけど・・ 

その辺には 道はたくさんあるし・・ まっすぐ行く所は この道? それともあの道? それからこっちに行くとか言っても・・・ どこで曲がるの・・? と 又 矢継ぎ早に質問する私・・。

そしたら 又 その若いおにいさんポリスは ニッコリして “僕について来て?” 的に合図する・・。

そこの交通量ガンガンの道を突っ切ろうとしている・・。 で 私と夫は 彼の後をついて行く・・ 彼は 私と夫二人ともを交通の激しさから守るべく両手を大きく広げてかばっている。

で 私が彼の右後ろからついて行くと 手で 左後ろに回れと指示する・・ つまりそこは一方通行で 全交通は右からやってくる。

ポリスにいちゃんは つまり 私等二人を完全にかばうように スイスイと道路を渡って行く。 

全交通はなんせ制服のポリスが二人を抱えて道路の真ん中を突っ切っている訳だから みんな ガンガンすり抜けようと言う感じではない・・ も〜〜 ノロノロとほとんど止まりそうになって 我等が行き過ぎるのを見守る・・。

まるで あたしと夫は 護衛の付いたビップになった気分・・。 ウフッとしながら ポリスにいちゃんの言う方向を進むとすぐ目の前に首相官邸が見える。


なんか門構えと鉄棒の塀だけは バッキンガムパレスなみである。 


その辺は又 制服姿のポリスがいっぱいうろついているし・・ 狭く開いたゲートを 私と夫が入ろうとしたら・・“こら!こらこら〜!” と止められた・・。
ビクッとした 我等・・。 “券を買いなさい” と注意されただけだった・・ 私等はへらへら笑って・・“あら・・ お金払うのね・・ しらんかった・・ てへへへ・・ すんません・・ すんません・・”と ポリスにいちゃんに 我等の腰を ぐ〜〜んと低くしたのでした。




な〜んか さえない・・・デザインの建物だし・・ 薄汚いし・・ こんなん・・金払って観る人いるん・・? と思いながら 150円の入場券をゲットして・・ 又 ものものしいポリス兄ちゃんの半券切りを通過して・・。

中に入る・・。
いるんだよ〜〜・・ たくさんの観光客が・・。 観光バスで団体で来てる人だってたくさんいるもんだから 中は わんさかの人だかり・・。 で マイクで ベトナム人の人が ガンガン説明している・・。

だんだん その説明が耳に入ってくるようになる・・と言うのも ま〜 官邸の中は 豪華だし・・ 



へ〜 昔 首脳会談ってのを こういう所でやってたのか〜〜・・。

お〜 色んな国の首相とか来てるし・・ ベトナム戦争の時は こんな事が行われてたのか〜・・。 へ〜 こんな所で会食会とかしてたのか〜〜・・。 

とか とりあえず 南ベトナム と北ベトナムと別れていたし・・。
最近 なんか 気になって ネットで ベトナムの歴史をガンガン読んでいる私・・。 

歴史とか 普通まったく持って興味ないのに・・今回の旅では も〜 地理 歴史・・ 宗教・・政治・・ 文化・・ 人種・・ も〜何でもが 色んなもんが 色んな風にこんがらがって 今のこれが あるんだな〜〜 と思うと・・もっと 知りたいと言う欲求がでて来るから・・すごい・・。

最初は 首相官邸ってなんか けっこう贅沢に 音楽会とか開いたり・・ シアターで楽しんだり・・ ゲームをしたり ミニバーで飲んだり・・ ディナーパーティーをしたり・・ 


高い所から 平民を見回して・・ やっぱ えらい人はえばってたんだな〜〜・・ と いう気持ちで・・ 説明も ふ〜〜ん・・ と聞いていた・・。




その内 屋上近くになると 空軍ヘリコプターがあるし・・ これって いざと言う時に首相が逃げる奴? って思っていたら・・ やっぱ ガイドの人がそんなことを言ってた・・。


で 地下の説明もありますが・・ 行きたい人は ど〜ぞ〜・・ と一人の解説者が言うが 私と夫がいたグループの人は “も〜疲れたからいいや〜〜・・” ってな感じで 誰も行かない・・。


あれ・・? 私行きたいし〜・・ と思って 思い切って “はい! あたし行きたい!” って手をあげたら・・ ガイドの人が “じゃ〜 あの人達の後についてって!” と言うので あせってすでに行ってしまいそうな人たちの後を追う・・。


地下は 何が危機が迫った時の防空壕になっている・・。 狭い・・ 暗い・・ お〜〜! なんか映画に出てきそうな場面ではないか! かなりの緊迫感が出て来る・・。


通信機器・・ その頃はアメリカから送られて来た最新式の通信機器であったとガイドが言っていた・・。 










仮眠するベッドもある・・。 どんな爆撃にあっても大丈夫のように作られているとか・・。



官邸の外には でかい戦車が2台置いてあった・・。 敵が攻めてきたら あれで 戦うのか〜? って思っていたら・・ その戦車こそが この官邸の頑丈な塀を突き破って攻めて来た物らしい・・。


ベトナムは 本当に乱世を経て来た国なんだな〜〜・・ と 思わずに居られなかった・・。

世界中が戦争をしたが・・ 第二次世界大戦後は 戦争は終わったと思っていたが・・それから又 ベトナム戦争勃発があったのだ・・。 

信じられないあの悲惨な戦争が又 繰り広げられたのだ・・。

中東戦争だってあるし・・。

戦争は 何があっても 二度とあってはならない物なのだ・・ と ひたすら思わずにはいられなかった・・。

そ〜言えば 化学兵器の被害者が産んだ奇形児達は 今 私の息子の世代なのだ・・と思うと 又 全然ひとごとでもないのだ・・。

平和ボケしすぎてしまっている自分が ハッと目が覚めたような気もした・・。

  1. 2013/10/19(土) 02:00:35|
  2. 未分類|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0
<<戦争博物館 ベトナム | ホーム | 逃げたバッパ フィリピン>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する